温水除草システムを用いた除草に関する試験施工を実施しました。
2022.07.05
お知らせ
「小泉製麻」と「ケルヒャージャパン」の2種類の温水除草システムを用いた除草に関する試験施工を実施致しました。
施工場所は、長岡国道事務所前にある国道17号の中沢高架橋下の植栽帯を選定し、発注者ならびに当社の道路維持関係者の多くの方々が参加されました。
温水除草システムとは、植物はタンパク質の組合せで構成されており、温水によりタンパク質の温度を変化させることにより構造を変異させ、雑草を枯らすことができるというものです。
Foamstream(小泉製麻株式会社)
雑草に熱湯と天然由来の泡剤が混ざった状態で加熱された泡状熱湯を放出し雑草を枯れさせる機械。泡が断熱層の役割となり、放熱を防ぎ長く雑草にダメージを与える。
HDS10/19M(ケルヒャージャパン株式会社)
雑草に100℃近い熱湯を継続的に散布することにより枯れさせる機械。
散布状況
Foamstream(小泉製麻株式会社)
HDS10/19M(ケルヒャージャパン株式会社)
散布後の変化について
〈散布前〉 〈散布後(一週間経過)〉
散布後の経過を見ると、雑草が茶色く変色し、効果が表れていると思います。引き続き、散布後の経過を観察し、効果について検討していきます。